2021年9月25日、株式会社MAKOTO WILLが企画・運営を務めた「ときチャレオープンハッカソン」(主催:山口県宇部市)が開催されました。

宇部市の成長産業創出の取り組みの一環として行われた本イベント。新たなビジネス創出を目指して、市民や関係団体等の方々とテーマ別の課題について、アイデアを出し合い、解決策の検討をしました。

MAKOTO WILLは今回、イベント全体の企画や当日のファシリテーションを担当しました。

今後も、自治体と民間企業等が手を携えて地域の課題解決に取り組むプログラムを支援していきたいと考えています。

 

なぜ「ときチャレオープンハッカソン」を開催?

「ときわ公園チャレンジ(愛称:ときチャレ)」とは、宇部市を代表する総合公園・ときわ公園をフィールドに、公園をはじめとした「まち」の課題解決を、みんなで目指すプロジェクトです。

宇部市は、「ときわ公園実証フィールド活用プロジェクトチーム」を中心に、ときわ公園を活用した実証実験やプロジェクト事業について整理してきました。今回「ときチャレオープンハッカソン」を開催することで、市民や市内の企業・団体と共に、地域課題解決に向けた土台をつくることを目指しました。

今回のイベントは、将来的に実証実験や企画提案の公募を見据えています。そのため、アイデアを生み出すことに重点を置くイベントを指す「アイデアソン」ではなく、アイデアをもとにサービスやプログラムの開発を行うイベントを指す「ハッカソン」をイベント名に冠しました。参加応募は定員の30名を超えるなど、開催前からときわ公園活用への期待の高さがうかがえました。

 

イベント当日の様子

イベントでは市のプロジェクトチームが検討してきた5つのテーマをもとに、ときわ公園自体や市の課題、その解決法について話し合われました。

open hackathon

 

さらに、提示された以外に参加者が感じている課題がないかを書き出していただきました。その結果「広報・PR」に関して課題を感じるという声が多く、これを6つ目のテーマとして意見交換をしていただきました。

open hackathon discussion

 

「提案したいアイデアが見つかった」との声

当日は企業や教育機関の職員、学生にご参加いただき、様々な意見の飛び交う有意義な場となりました。

イベント後のアンケートでは、なんと7割を超える参加者が「提案したいアイデアが見つかった」と回答しました!また、ときわ公園の発展に対する期待の声も聞かれました。

 

おわりに

今後宇部市は、今回出されたアイデア等をもとに、全国から実証実験や企画提案を「ときチャレ」として公募する予定です。イノベーションや、新たなビジネス創出に向けたこの「ときチャレ」により、市民の憩いの場であるときわ公園の、さらなる充実や魅力向上につなげていきたいと考えています。

 


 

MAKOTO WILLでは、官と民が連携して地域課題を解決するオープンイノベーションを企画から実行まで伴走支援することができます。ご相談から承ることが可能ですので、お問合せフォーム、またはEメールでお気軽にご連絡下さい。

 

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