2020年9月11日(金)、「改めて考える。地域おこし協力隊制度活用セミナー」 と題したオンラインセミナーを開催します。

元自治体職員である弊社代表 菅野が、自治体職員に向けて明日から使えるノウハウを提供する本セミナー。

6回目となる今回は、弊社が地域おこし協力隊の企画、採用から定着支援までを担当する「まるまるまるもりプロジェクト(宮城県丸森町)」の事例紹介や、実際に地域おこし協力隊として着任し「ふるさと名品オブザイヤー」にて地方創生大賞を受賞した山下久美さんをゲストに迎え、地域おこし協力隊制度の活用のポイントを学びます。

 

このような悩みをお持ちの自治体職員はぜひご参加を!

✔︎ 募集しても応募が集まらない

✔︎ 採用した人材が定着しない

✔︎ 着任後の任務を定められていない

✔︎ 関係者の合意形成がとれない

これらの課題をお持ちの自治体職員にとって、ヒントや刺激をお届けする内容となっております。

 

開催の背景

制度開始から今年で11年目となる地域おこし協力隊。

総務省の「地域おこし協力隊推進要綱」によると、平成30年度の隊員数は5,359名、受入自治体は1,061自治体と年々規模が拡大しています。

都市部人材の地方回帰の動きは今後更に強まり、地方にとっては大きなチャンスですが、皆さんの自治体ではうまく活用できているでしょうか?

 

担当課の自治体職員の方とお話ししていると、下記のような課題をよく耳にします。

既に制度を活用している自治体の課題例)

・募集しても応募が集まらない

・採用した人材が定着しない

 

これから活用を検討している自治体の課題例)

・関係者の合意形成がとれない

・着任後の任務を定められていない

・自由度が高い任用ができることを知らない

 

これらの課題を解決し、協力隊制度をうまく活用するためには、魅力的なコンセプト設計やターゲット設定、マーケティング、誘致後のフォローなどが必要です。

これらをしっかりと設定すれば、都市部から地方への関心が高まっている昨今、どの自治体でも成功事例を生むことができるはずです。

本セミナーの開催により、制度活用への悩みを減らし、地域おこし協力隊制度を有効活用できる自治体を増やしたいと考えています。

 

起業型地域おこし協力隊制度「まるまるまるもりプロジェクト」とは?

宮城県丸森町は、人口約16,000人ほどの小さな町。

しかし、この町には協力隊制度を活用して起業した協力隊が10名も在籍しています。

 

このプロジェクトの特徴は、移住と同時に仕事づくりも応援すること。

移住だけではなく、自分らしい仕事づくりを同時に実現していただくため、丸森町と民間企業が連携して協力隊の起業を全面的にサポートしています。

 

町と民間企業によるサポートは下記の通り。

・丸森町 

 月々20万円程度のベーシックインカム(最大3年間支給)で生活をサポート

・MAKOTO WILL(プロデューサー)

 起業プランごとに最適なアドバイザーとの連携、事業化をサポート

・RaNa extractive, inc.(クリエイティブディレクション)

 仕事づくりのためのブランディング企画など、見せ方・伝え方をサポート

まるまるまるもりプロジェクト 公式サイト

 

登壇者紹介

メインスピーカー

今回のセミナーでご紹介する事例「まるまるまるもりプロジェクト」において、プロデューサーを務めるMAKOTO WILL。

当日は、代表の菅野より、町と連携し、協力隊をサポートする立場から見えてきた制度活用のポイントをご紹介します。

MAKOTO WILL 公式サイト

代表 菅野永

菅野 永 / 株式会社MAKOTO WILL 代表取締役

地方銀行、公務員を経て2015年1月にMAKOTOへジョイン。二輪レースで大怪我をした経験から、「残りの人生かけて大きなチャレンジがしたい」という思いが芽生え、ベンチャーの世界へ。MAKOTO地方創生事業を立ち上げ期から担当し、東北各地で自治体と連携した起業家支援プロジェクトを実施。2018年7月にMAKOTO グループ化に伴い、MAKOTO WIIL代表取締役就任。公務員時代は北海道庁市町村課職員として勤務。道内市町村の行財政運営サポート、道内公営企業の経営支援などを経験。

 

 

ゲスト

「まるまるまるもりプロジェクト」にて、実際に丸森町に移住して起業した山下久美さん。山下さんは、町内の養蜂園で生産される地域資源「ミツロウ」を活用した「ミツロウラップ」を製造販売しています。

当日は、自身の事業内容や、制度を利用し起業するまでの道のりなどについてお伺いします。

マメムギモリノナカ 公式サイト

山下 久美 / マメムギモリノナカ 代表 / 丸森町 地域おこし協力隊

宮城県丸森町の地域資源を活用した、洗って繰り返し使えるミツロウラップ【tsu tsu mi】を製造販売。

20歳の時に、はじめて受けた足裏マッサージに感動し、セラピスト専門のスクールに入学。卒業後、17年間セラピストとしてサロン勤務。

健康に対する考えを深める中で、自然と関わるライフスタイルに興味を持ち、2019年4月頃から丸森町に通い始める。その後サロンを退職し、町で休眠資源となっていたミツロウ(蜂の巣の材料)を活用した商品を開発。同年10月に移住し、町の起業支援制度を活用しながら事業を展開。2020年3月、「ふるさと名品オブザイヤー」にて地方創生大賞を受賞。

 

セミナー概要

タイトル 「改めて考える。地域おこし協力隊制度活用セミナー」
開催日時 9月11日(金)19:00-20:30
参加方法 Zoomでのオンラインセミナー(無料でご利用いただけます)

会員登録やカメラやマイクの準備は不要ですので、PC やスマートフォンから、お気軽にご参加いただけます。

イベント内容 ・冒頭挨拶、MAKOTO WILL紹介

・協力隊制度の活用のポイント、宮城県丸森町の活用事例紹介

・丸森町で起業した協力隊のプレゼンテーション

・菅野、協力隊山下さんのディスカッション

・質疑応答

登壇者 <メインスピーカー>

菅野 永 / 株式会社MAKOTO WILL 代表取締役 

<ゲスト>

山下 久美 / マメムギモリノナカ 代表 / 丸森町 地域おこし協力隊

参加料 無料
参加対象 地域おこし協力隊制度について、下記の悩みをお持ちの自治体職員

✔︎ 募集しても応募が集まらない

✔︎ 採用した人材が定着しない

✔︎ 着任後の任務を定められていない

✔︎ 関係者の合意形成がとれない

申込方法 下記申込フォームからお申込みいただいた後、メールにてZoomのURLを送付いたします。

https://share.hsforms.com/1KEwK7uHfQbOZtip7jVc15w3jhno

イベントページ https://www.facebook.com/events/764494787649195/

 

 

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