代表取締役 菅野永

地方銀行、公務員を経て2015年1月にMAKOTOへジョイン。2018年7月にMAKOTO グループ化に伴い、MAKOTO WIIL代表取締役就任。

 

 

人間にとって死生観はその人の人生を左右する
大事な価値観ではないかと考えています。
人によって様々な価値観があると思いますが、
私の場合、死生観がエネルギーやモチベーションに紐付いているような気がします。

しかし、かつての自分は真逆でした。
人間必ず死を迎えるわけで、
それどころか地球も人類もいづれ滅亡するのなら
なぜ頑張って勉強や努力をしなければならないのだろう?
いづれ全てが無になるなら頑張る意味はないのでは?
子どもの頃の私はそんなことを考えていました。
人間が生きてるせいで環境が破壊され、動物たちは苦しんでいる。
人類は存在しないほうが良いのではないかと。
暗い子どもですね笑

価値観が大きく変わったのは大学に入って
ソーシャルビジネスという概念や、
グラミン銀行のビジネスモデルに出会ってから。
世の中を良くしたり、困っている人を救う仕組みは
今からでも作り出せるんだと目からウロコでした。

また、いつかなくなる命ならありきたりな命の使い方ではなく、
自分の可能性を使い切って死にたいと考えていました。
でも、何をやったら良いのかわからないまま20代前半を過ごし、
事故で危うく死にかける経験もしました。

このあたりで今に通じる自分の価値観が形成されました。
五体満足で生きられる今はとても有り難い。
感謝の気持ちを持って世の中に恩返ししていきたい。
自分の次の世代やそれ以降の世代の人たちにも
貢献できるもの、事業や仕組み、組織を残すことで、
自分の人生の価値を最大限に高めて死にたいと。

まだまだ登山で言えば登り口にも着いてないくらいの感覚ですが、
一緒に働いてくれる仲間を幸せにして
お客様、世の中の幸せに貢献するために前を向いてこれからも日々頑張っていきます。

自治体と共に地方から日本をおもしろく