クラウドファンディングは融資や補助金に代わる資金調達の手法として、注目されて来ていますが、ポイントを押さえず実施しても全く無意味なものになりかねません。

この記事では、クラウドファンディングの活用を検討されている方に、成功の秘訣や必要なサポートをご紹介させて頂きます。「クラウドファンディングを使って資金調達をしたいが、うまくやる方法がわからない」という方は必見です。

 

過去80件以上サポートして見えてきた、クラウドファンディング成功の秘訣とは?

MAKOTO WILLは、令和2年度の「復興庁クラウドファンディング支援事業」では、宮城県の専任コーディネーターを務めさせて頂きました。
過去80件・8000万円以上のクラウドファンディングに携わり、企画から資金調達完了までの伴走支援を中心に行ってきた私たちが考える、クラウドファンディングをうまく使いこなすコツを少しだけご紹介します。

掲載しただけでは、全くお金は集まりません!

 

 

クラウドファンディングの支援者数は、掲載ページが見られた回数に加え、ページを見た方のうちどれだけの方が支援を決めるかに左右されます。

 

クラウドファンディング支援者数 = ①ページが見られた回数 × ②支援率

 

①を上げるためには、クラウドファンディングページを公開するだけでは不十分です。各クラウドファンディングサイトには常に多くのプロジェクトが掲載されており、みなさんがPRをしないと、そもそもページが見られません。

 

プロジェクトにも依りますが、少なくとも目標金額の20%は知人から支援が必須となります。

具体的には、最低限、個人や団体のSNS運用、友人へのシェア依頼は必須です。プロジェクトに依っては、チラシの作成、イベントの実施や登壇、プレスリリース、名刺交換先へのメールの送信なども実施することがあります。こういった地道な拡散作業が必要です。

 

なお、②を上げるためには、クラウドファンディングページでの見せ方と、そもそも本質的なプロジェクトの魅力を磨き上げる必要があります。

 

事前にやることを決めて、スケジューリングをする

 

「地道な拡散作業」と聞いて嫌になった方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ポイント①で記載した通り、基本的にやることは決まっています。

 

例えば個人や団体のSNS運用や、友人へのシェア依頼は必須です。プロジェクトによっては、チラシの作成やイベントの実施・登壇、名刺交換先へのメール送信等も実施することがあります。

 

クラウドファンディングが始まってバタバタする前に、いつ・誰が・どの施策を実行するのかスケジューリングしておけばそこまでの負担にはならずに実施できます。

 

実は、気合がとても大切

 

根性論のように聞こえますが、最後の3日間で目標金額の半分以上を集めた、という話はザラにあります。これはまぎれもなく、事業者様の、気合に基づく行動によってもたらされた結果です。

 

専任コーディネーターであるMAKOTO WILLは、資金調達が完了する最後の行程までサポートを行いました。掲載期間のラストスパートは何をすればいいのか、こういった疑問に対するご提案もさせていただきました。

 

まとめ

クラウドファンディングは上手に使えれば最高のツールになるでしょう。うまく使うためには、前述した3つのポイントを意識することが重要です。さて、今回の記事で述べた内容をもう一度振り返りましょう。

 

クラウドファンディングを使いこなすコツ
1. 掲載だけで満足せず、PR活動を積極的に行う。
2. 事前にやることを決めて、しっかりスケジューリングする。
3. 最後まで気合を入れて取り組む。

 

おわりに

MAKOTO WILLでは、過去に自社でクラウドファンディングサイトを運営していたこともあり、これまで80件以上のプロジェクトに携わって来ました。

・そもそもクラウドファンディングを使うのが有効な状況なのか

・どんな使い方が一番効果的なのか

といったところからディスカッション致します。まずはお気軽にお問い合わせください。

 

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