1.人事の仕事は外注できるのか

「働き方改革」や「リモートワークの推進」が進展し、副業・兼業が一般的になることで、多くの企業や自治体は業務の「アウトソーシング」がより自由に選択できるようになりました。

今回の記事では、経営者の方々に向けて固定費・人件費削減という課題に対して、「人事業務」のアウトソーシングという方法をご紹介していきます。

 

副業人材が増加する背景

副業人材とは、その名の通り「副業」として働いてもらえる人材のことです。

現在の社会では、副業は当たり前の時代になっており、企業側も副業人材を営業で採用するなど上手に利用することが必要です。

総務省統計局の就業構造基本調査によると、平成29年から過去5年の間で、副業をする人が26.7万人増えています。

副業人材については、下記リンクにて詳しくご紹介してますので、ご興味ある方はこちらの記事をご覧ください。

参考記事:副業について考える①-最近の副業情勢-

 

2.副業人材に任せられる人事の仕事

副業人材に依頼できる人事の仕事には、どのような仕事があるのか、見ていきましょう。

 

労務管理

人を採用する以上、必ず発生する業務が「労務管理」です。

給与の計算や労働時間の管理、安全衛生管理など、さまざまな労務管理業務が会社には発生しますが、このような業務を副業人材へ外注することができます。

在宅ワーカーなど、副業人材に一度も会うことなく、一部の人事業務を依頼することも当たり前になってきており、「得意な人で低コストな人に任せる」という動きが広まっています。

 

採用・研修

人材不足の現代において、各従業員には高い生産性が求められており、そのような人材の採用や教育は、企業にとって重要な課題です。

採用はもちろんのこと、求職者が求める「手厚い研修制度」の導入など、採用から教育までの計画なども含めて副業人材へ依頼することができます。

人材の「人数」をカバーすることが一般的なアウトソーシングでしたが、人事業務の副業人材のように、人材の「質」を高めることもアウトソーシングできるということを覚えておきましょう。

 

人事業務全般

人事に関するさまざまな業務の一部をアウトソーシングするというだけではなく、人事の業務全般を外注するということも可能です。

人事評価制度の設計や、面接や採用の代行、労務管理、勤怠管理などすべて外注することで、社内リソースが足りない企業でも、労務管理などが苦手な企業でも、本業に専念して売上向上することができるでしょう。

また、会社に必要な人事の仕事をピックアップして依頼をすることも可能です。

 

3.人事の仕事を外注するメリット

副業人材を含む外注先に人事の仕事をアウトソーシングするメリットにはどのようなものがあるのか、見ていきましょう。

 

メリット1:業務クオリティの向上

人事の仕事を外注するメリットとして、業務のクオリティ向上が挙げられます。

外注先の企業でも副業人材でも、人事の仕事を専門に請け負っている方が多いため、人事の専門家に仕事を外注することができ、クオリティを向上させることができます。

「人事のプロ」である専門家に任せることで、社内では気づかなかった人事業務改善のアイデアや、無駄な仕事の削減など、生産性向上につなげることもできるでしょう。

 

メリット2:リスクの軽減

人事の仕事をアウトソーシングすることで、さまざまなリスクを軽減できます。

例えば、人事業務を社内のスタッフで行なう場合、人事スタッフが退職してしまうというリスクや、特定のスタッフにしかわからない業務があるなど、人に依存した業務になってしまうリスクもあります。

このようなリスクは、人事業務をアウトソーシングすることで仕組化でき、リスクを軽減できるでしょう。

 

4.人事業務外注のコストと依頼内容

最後に、人事業務を外注する時のコストと依頼内容について見ていきましょう。

副業人材に任せられる仕事「人事」

このように、仕事の依頼項目が多ければ多いほど、コストも高くなりがちですが、副業人材においては、法人企業に依頼するよりも低コストで多くの業務を依頼することができます。

副業人材は決して素人ではなく、人事業務の経験豊富な人材や、大企業の人事を担当されている方などがいるため、「人事のプロ」に低コストで人事業務全般を任せることができます。

 

5.まとめ

今回の記事では、「人事」の仕事において副業人材に任せられる仕事内容や、人事の仕事を外注した場合のコストとコミット度の関係性などをご紹介してきました。

採用活動の強化や、労務管理の改善などを行う際は、副業人材への依頼という選択も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

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