今回の首長インタビューは、福島県須賀川市の橋本克也市長。

須賀川市は『ウルトラマン』を生み出した円谷英二さんや『おくのほそ道』の松尾芭蕉が滞在したまちであるなど、とても魅力に溢れたまちです。

他にも県内最大級のマルシェの開催、市民と協働で施設を作り上げるなど、市民の皆様を大切にしたまちづくりを進めています。

須賀川市の魅力や、将来の展望について橋本市長にお聞きしました!

 

これからは市民との協働が大切。行政だけではなく、市民の力を活かす。

私はこの須賀川市で生まれ、須賀川市で育ちました。父も県会議員をしていましたが、若くして亡くなってしまい、応援してくださっていた方からも多くの声を頂きました。その声に応えたいと思い、31歳から県会議員をはじめました。

 

県会議員を務めながら、広域的な視点で地元を見つめていると、他の自治体と同じく高齢化により財政が厳しくなっていることがわかりました。「これまで通りの市民サービスを続けるにはどうしたらいいだろうか。人口減少と高齢化が進む中では、行政だけで物事を進めていくことは難しい。市民の皆様と協働で進めることが大事だ。」そう考えた私は『市民との協働』を掲げ、当選することができ、まちづくりをはじめました。

 

当選して2年半が経った頃、東日本大震災が起こり、復旧復興に取り組みました。とても厳しい状況だったので、行政だけではなく、市民と協働でやらないといけないと考え、協働での復興をはじめました。立候補時に掲げた『協働』が、奇しくも東日本大震災によって実現しました。

 

俳句の文化と特撮の文化。須賀川市の誇るべきものを打ち出したい。

私は他県も含め、各地を視察してきましたが、そこで気付いたのは『須賀川市は大変恵まれたまち』だということ。須賀川市は江戸時代から町人の自治が認められた大変古いまちで、文化的な質も高く、伝統もあるまちです。しかし残念ながら、その良さを十分にいかせていないとも感じていました。

 

須賀川市は、松尾芭蕉が『おくのほそ道』を執筆する際に県内で一番長く滞在したまちでもあります。俳句の文化もあり、偉大な先人が何人もいるのも誇るべき点です。他にも円谷英二さんの生まれも須賀川市であり、特撮という日本の誇るべき文化を生み出すという偉業を成し遂げました。その偉大な文化を守るべく『円谷英二ミュージアム』を新たに整備しました。このように俳句の文化、特撮の文化など須賀川市だからこそあるものを全面に打ち出していきたいと思います。こうした取り組みにより、他の資源や宝物に触れてもらうチャンスも広がり、須賀川市の良さを知ってもらうことができると考えています。

自治体と共に地方から日本をおもしろく