これからの米沢市。若い世代との協力やコロナ禍への対応について。

市長に就任したとき、私は65歳だったので、20〜30代の方とは考え方もギャップが在りすぎるのではないかと思いました。米沢市のこれからを担うのは、若い世代ですし、自分たちとは違う考え方も持っています。これまでは若い人の話を聞いて、支援するところがなかったので、それを具現化するために「ヤングチャレンジ特命課」事業を開始しました。
若い人たちの思いを受け止めたいと思っていますので、米沢市の課題や、自分たちがどのようなまちにしていきたいのかを10人程度のメンバーで話す機会も作りました。自分たちがこれからこの地域で暮らしていくという中で、このような場を経験することで、何をしなくてはいけないかを考えるきっかけにもなりますし、人と人との繋がりも作ることができます。それだけではなく、私達が気づいていないような課題にも気付くことができると考えているので、これからも行政だけではなく、住民の皆様と協力体制を大切に進めていきたいと思います。

今はコロナ禍にあり、大変な状況ですが、今後について一層考えを深めていかなければなりません。特に移住や定住に関すること、そしてテレワークは喫緊の課題です。コロナウイルスによりダメージを受ける業種がある中、プラスになっているところもあります。つまり必ずチャンスが有るということ。この状況をどう捉えて、どう取り組んでいくのかをしっかりと考えて行く必要があります。

そこでまずは米沢のPRをするための情報発信として、これまでのTwitterに加え、YouTubeチャンネルも開設することとしました。これにより、多くの方に観光に来ていただいたり、ふるさと納税につなげたいと考えています。そして最終的には「いずれはここに住みたい」と思っていただけることを目的にしています。今あるものを活かしたブランド戦略を構築し、時代が追い求めるものを住民の皆様に提供していく。そうしたまちづくりを進めていきます。

 

上杉鷹山の考えを今に活かす。共存共栄の米沢市へ。

米沢市というと、上杉鷹山を思い浮かべる方も多いと思います。上杉鷹山といえば倹約ばかりが注目されますが、実際にはそれだけではなく、蚕糸を生産し、それを織物にすることで利益を生み出しました。
鷹山の思想を支えていた考えに「学思行、相まって良となす」というものがあります。これは「学んだことをよく考えて行動することで、初めて良いものができる」というもので、実践する大切さを述べています。いくら難しく思えることでも、まずはやってみること。それこそが「為せば成る」だと思います。鷹山の考えの実践に少しでも近づこうという想いを持ち、今後のまちづくりを進めていきたいと思います。

そして今後はオープンイノベーションを進め、大学や企業と連携し、ものづくりや観光を進めていきます。米沢市ならではのことを進め、競争ではなく、共存共栄のまちを目指して進んでいきます。

住民の方との協力体制を大切にしながら、未来のまちづくりを進めていく中川市長。

コロナウイルスや少子化などの困難にも負けず、将来を見据えた考えと行動力がとても魅力でした。

貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!

 

 

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