12月18日(水)・21日(土)に、Tohoku Future Builders 集合研修DAY1を仙台市と盛岡市の2会場で開催しました。

「東北の未来をつくる起業家成長支援プログラム”Tohoku Future Builders”」とは、一体どのような研修だったのでしょうか?

レポートをお届けします!


東北の起業家成長支援プログラム「Tohoku Future Builders」とは?

「Tohoku Future Builders」とは、東北を拠点としながら、次のステージへ進む起業家に向けた成長支援プログラムです。

「今に満足していたら東北の未来は作れない」をテーマに、KDDIとMAKOTOがタッグを組んで提供しています。

Tohoku Future Builders WEBサイト

https://tohokubuilders.com/

 

提供する主なプログラムメニューは、下記の3つ。

この記事では、集合研修についてご紹介します。

今回の集合研修で最も重要視していることは、「経営者としての時間を空けること」。

今まで現場に当てがちだった時間を、経営者としての時間に当てることで、「新しいステージの戦略を生み出す」ことができます。

志はもちろん、戦略を持って次のステージに挑戦する経営者が増えれば、東北の未来は明るくなるに違いない!

 

ということで、DAY1では下記のテーマ2本立てで行いました。

①「ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)の策定」

②「MVVを活用した採用戦略・浸透施策」

①「ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)の策定」

研修前半のテーマは、「ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)の策定」。

 

経営者として、自身の志(MVV)を明確にし、他者と共有できる状態にしておくことが「社長の時間をつくる」第一歩として非常に重要です。

講師には、株式会社かたちなきもの代表取締役 草野紀親氏をお呼びしました。

株式会社かたちなきもの代表取締役 草野紀親氏

デザインマネジメント専門家

1973年4月22日生まれ 福島県出身。デザインマネジメント専門家。ブランディング・クリエイティブ業界での実務経験23年。ブランドコンサルファーム、クリエイティブプロダクション、広告代理店にて、デザイン マネジメントの知識と経験を養い、広義なデザイン(人、環境、モノ、仕組み、問題提起、コミュニケーションツール) のデザイン マネジメントのあり方と技術を磨く。

ブランドコンサルファームの創業立ち上げ支援、最高執行責任者を経て、株式会社かたちなきものを設立。後進の育成や日刊工業新聞社、大学など、各方面で講師活動も精力的に行っている。

 

前半の講義では、ミッション・ビジョンの必要性や、経営戦略との関係性、経営理念のつくりかた等について熱くお話いただきました。

「ミッションは自分が苦しくなったときに助けてくれるもの」

その草野さんの言葉は、ご自身の経験があったからこそ。

説得力のあるお話に、参加者も耳を傾けていました。

後半のワークショップでは、実際にミッション、ビジョン、バリューを考え、参加者のMVVを整理しました。

 

参加者一人ひとり、親身にアドバイスする草野さんの熱意は、昼食休憩時まで見受けられました。

ご自身の昼食より参加者の相談を優先する姿勢に、参加者にもその熱意が伝わったようでした。

最後に、草野さんからは、「迷ったらビジョンに従え!」「東北の未来は明るい!」といった熱いメッセージをいただきました。

自治体と共に地方から日本をおもしろく